2022年度、第1回かわさきAKINAI AWARD#かわさき推しメシ、一般部門グランプリ受賞のフランセーズ ラ・ポルテ、オーナーシェフの片岡さんにお話を伺いました。
――かわさきAKINAI AWARDに参加したきっかけは何ですか?
推しメシアンバサダーの方から、こんなアワードがあるのでぜひ参加を、とお誘いいただいたのがきっかけです。
――エントリーする料理を選んだポイントは何でしょうか。
「信州サーモンと北海ずわい蟹 彩野菜のケーキ仕立て」は、「これが食べたい」とお店に足を運んでもらえるような一品を作りたいと、当店を立ち上げる前から試行錯誤を重ねて作り上げてきた、私にとっても思い入れの深い料理です。
長く愛されてきた品なので、市内で行われるこうしたアワードでは是非この料理で勝負をしたいと思いました。
――投票期間中はどのように取り組まれていましたか?
食べていただかないことには投票につながらないので、期間中はお客様全員に、イベントに参加していることと、コース内でもお召し上がりいただけることを説明するようにしました。
店内にも情報を掲示したり、SNSで発信したりして、たくさんの方に知っていただくように努めました。
――実食審査会※・表彰式はいかがでしたか?
(※第1回は二次審査期間中に、審査員による10店舗の実食審査会が行われました。)
我々の料理は前菜なのですが、他の料理には丼ものやラーメンがあったので、審査員の皆さんの食べる順番がそちらからになってしまうと、前菜はインパクトが弱くなってしまう。だから、絶対最初が良かった。
くじ引きをして、最初になったときは「やった!」と思いましたね。
表彰式は「NAGAYAかわさき」で関係者のみが参加する会でした。
あの頃はまだコロナ禍の影響が強かったので、ようやく集まれるようになった時期だったかと。
受賞者のコメントでも、コロナ禍で大変だった飲食店を盛り上げる、店側も楽しんで取り組むイベントになった、というような話をした記憶があります。
――アワードに参加されたことで、何か影響はありましたか?
影響はすごくありました。
お客様にもすごく応援いただいて、「投票したよ!」とたくさんお声がけいただきました。本当にありがたかったです。
行政や財団(川崎市産業振興財団)の方たちとの関係ができたのも大きかったと思います。イベントにお声がけいただくことも増えましたし、様々な機会でご利用いただけています。
それ以外にも、例えば物販加工や設備のことで補助金などの相談をするにしても、川崎市のイベントでグランプリをとった店舗だと認識してもらっているので、その信頼のうえでお話ができているのではないかと思っています。
――今年、参加を検討している店舗の皆様へ一言お願いします。
将来へ向けて考えるとお店の評価やつながりを作ることになるので、まずはチャレンジしてみてもらいたいです。
出るからには少しでも票をとりたい、そのためにはお客様への声掛けが必須だとスタッフ間でも共有していました。一言でも話すのか、まったく話さないのか、その違いは接客においても大きいと思います。イベントをきっかけにお声掛けして少し話すだけでも、お客様との関係性は深くなりますよね。
そういう意味で、お店側もポジティブに取り組んでいることが、お客様にも伝わるような参加だといいんじゃないかなと思います。
<受賞店舗のご紹介> フランセーズ ラ・ポルテ
溝の口から徒歩7分、フィオーレの森の中にあるフランス料理のお店。
開放的な空間の中で味わうフレンチは肩肘張らず「フレンチをもっと身近に」のコンセプト通りご家族からご友人、職場のお仲間と色々なシチュエーションでご利用頂いています。
店舗住所 | 神奈川県川崎市高津区久本1-16-20リラ館1階 |
電話番号 | 044-863-9986 |
営業時間 | ランチ 11:30~15:00 ディナー 17:30~22:00(日曜のみ21:00) |
URL | https://laporte.owst.jp/ |